07/26(火) こゝろ。
2016-07-26 Tue 23:57
いつもより朝の電車が空いているのは学生が夏休みに入ったせいだ。
高校生は部活に行く子がほとんどのようで、
普段と比べて参考書を開いている姿も少ない。

そんな中、漱石の「 こゝろ 」を読む女子高生がいた。
好きで選んだのか、あるいは学校の課題に指定されているのか、
もちろんそれを知る由はないが、理由はどうあれ微笑ましい気持ちがしたのは確かだ。

自分が「 こゝろ 」を最初に読んだのがいつだったか、もうすっかり忘れてしまったが、
もしかしたら、自分の場合も高校生の夏休みだったようにも思えてくる。
夏休みに「 こゝろ 」を読むというのは、それだけいかにもな感じがありはしまいか。


「 こゝろ 」と言えば、物語のように、人間は誰しも心の奥底に
なるべくなら他人には知られたくない部分が少なからずあるものだろう。
それを心の闇と呼ぶなら、ここ数年自分の中にある闇はかなり厄介な代物だ。

普段は走ることでバランスを保っていても、
最近はそのことがかえって逃げ道のように思えて辛くなることがある。
たぶん、学校に通っていた時には気持ちが勉強に向いていたから紛れていたのだ。

そろそろ本気で現状を変えていく準備が必要な時に来ているのだろう。


最近は、その心の闇を少しでも軽くしてくれる役割を担っているのが、
学校の勉強に代わって、火曜日に行く高尾山温泉だ。
周りの白い目にもめげずに定時でいそいそと職場を後にするのも、
それだけ重要な意味があると自分で思っているからだ。


炭酸泉で暮れなずむお山を眺めながら瞑想する。
雨が、ぽつり、ぽつりと、岩風呂の湯に輪をこしらえている。
お山の上の方には、靄(もや)がゆっくりとたなびいているのが見える。

蜩(ひぐらし)が夕闇に染み入るように鳴いている。
その声に耳を傾けていると、鷺(さぎ)がおもむろに視界の左に現れて、
翼を大きく羽ばたかせながら視界の右へと横切って行った。

まるで演出のような光景が、ここには普通にあるのだ。


高尾山の自然にすっかり癒された後は、
サウナで火曜サブライズを見ながらケラケラと笑う。
火曜日のこの時間は、いつも日テレにチャンネルセットされているのが嬉しい。

火曜サブライズのどこがそんなにいいのか。
野球中継は面白いが、優勢なら興奮するし劣勢であればストレスでしかない。
クイズ番組やドキュメンタリーも好きだけど、あれだと考えが巡り過ぎる。

火曜サブライズの極めて優れているところは、
娯楽以外の要素がほぼ無い、という点だ。
興奮しないし、ストレスにもならない。
考えさせられるような深長なテーマもないし、
教養が身に付くことも、雑学を増やそうという意識が働くこともない。

クダラナイと言えば間違いなくそうだ。
ただ、純粋にクダラナイというのは逆に価値がある。
押し付けがましいところが一切無いから、安心して楽しめるのだ。


つい深刻になり過ぎてしまう、考え過ぎてしまう。
そういう時、おおらかで呑気な時間に身を置くことで、
一時的にでも、まあなんとなるさ的に心が軽くなる。

結局はこれも逃げでしかないのだろうけど、
逃げることも出来なくなった時には、おれの「 こゝろ 」の闇も
いよいよ深刻になったと自覚しなくてはならないだろうね。


風呂上がりには一杯やりながらの読書。


来週も行けたらいいな。


おやすみなさい。

<今日の練習内容>
(昼休みラン)
4.0km。(500m不整地8周、5本指シューズ 5'45~4'50 )

(帰宅ラン)
なし。

<今日のデータ>
今日の走行距離          4.0km。
今日まで          220.0km。
平均             8.4km/日

キト: S×8,P×0, tu=0,TT=13。





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| 月下独走 |

ひろさんって、こんなオッサン。

<span style= 【 がんばろう 】 


'06年6月、10Kmレースで惨敗。
悔しさから「来年は33分台で走る!」ことを宣言。
その過程を記すためにブログを始める。
しかし、一年後のレースでリベンジを果たせず。

'10年2月、青梅マラソン10km40歳台の部において33分30秒で2位。
4年越しでようやく目標達成!
しかし、ここで立ち止まるわけにはいかない。
次の目標は当然、「32分台で優勝する!」

そんなおれも、ついに50歳。
まだまだ俺は進化し続けるぞ!
今年もガンガン、走るぜーイェイ!!

こんなオッサンランナーだけど、
どちらさんもヨロシク~っス♪